「身体のサビ」という言葉を、最近よく耳にするようになりました。「身体がサビついている」状態になりやすいのは、
なんと若い女性。そしてこの「サビ」は、老化や病気にも繋がりやすいのです。一体「身体のサビ」とは何なのでしょうか?
「サビ」は「身体の酸化」
私たちの身体は加齢とともに老化していきますが、これは活性酸素によって細胞が金属と同じようにサビているのと同じこと。「錆びる」つまり「 酸化」は活性酸素の仕業で、この活性酸素は絶えず身体の中で作られています。
過剰に発生した活性酸素は、人間の身体を酸化させ、動脈硬化などを引き起こし生活習慣病や老化を招きます。
それだけでなく、肌の疲れ、痩せにくい体、疲れやすいなどの症状が現れ、サビついた身体はとても危険。しかも、現代では、若い女性にこの身体のサビつきが多いのだとか。調べによると40代女性よりも 20代の女性の方が酸化を抑える「抗酸化力」が弱っているそうなのです。
サビに対抗する「抗酸化力」を強くするには?
毎日忙しく、仕事やプライベートのストレスが多い現代の20代女性。
サビついてしまった身体を治すには「抗酸化力」を強くするのが一番です。
そのためにはストレスの軽減や生活習慣の改善はもちろん、食べ物の中に含まれた「カロテノイド」と呼ばれる「抗酸化成分」を多く摂りいれることが重要。
でも、この成分、毎日大量に摂取しなければサビに対抗する力にはなってくれないのです。
サビない身体を作るためには?
カロテノイドが多く含まれているのは鮭やカニ、鯛、海老などの赤い食材。「アスタキサンチン」という成分がサビついた身体を変えてくれます。アスタキサンチンを摂取していると、運動のエネルギー源として脂肪が優先的に利用され、筋グリコーゲンなどの糖の利用が抑えられます。身体に蓄積されている脂肪や摂取した脂質をエネルギーに変えやすくしてくれるため、ダイエット効果も。
さらに糖の利用が少なくなると、筋肉疲労を予防できます。疲れを無くし、痩せやすい体にもなっていくのです。
赤い食材を積極的に摂って、「サビない身体づくり」を目指しましょう!